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地磁気
【東京雑学研究会編】

雑学大全社会 > 宗教

遺体を寝かせておくときの向きと定められているのが「北枕」だ。仏教でのしきたりとして古くから行われてきたもので、ブッダが入滅したとき、頭を北に置き、足を南に伸ばして、背中は東側、西に面を向けていたという『大般涅槃経』の一節に基づく
北枕はお釈迦さまと同じ姿で、死者に西方浄土へ渡ってもらおうという遺された者たちの、祈りの行為だったのである
これを縁起が悪いとして、頭を北にして寝るのをいやがる風習が生まれたが、また一方では「頭寒足熱」といって、頭を涼しく足を暖かくしておくと安眠できて健康にもいいと言いならわされてきた。これに従うなら、日当たりが悪く昼間でも温まりにくい部屋の北側に頭を置いたほうがよさそうだ
人間が身を置いている地球の磁場からみても、地磁気が北から南に向かっているから、北を枕に寝ると、それに沿って人間の血行もよくなり、安眠が得られるということもできる。
ブッダの死に際エピソードにしても、彼同様の高い徳を身につけた人物になれるようあやかる気持ちでみれば、北枕は健康にも精神にもよく、縁起の悪いことなど一つもなさそうだ


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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ISBN: 978-4487799473