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たくあん
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 食べ物

沢庵和尚は江戸時代初期の名僧であるそして、その名前からタクアンの考案者と思われてしまうが、実はそうではない。
タクアンは大根を漬けて作られるものだが、これが作られたのは意外と早く、平安時代から行われていた。
野菜の保存法の一つで「たくわえ漬け」が転化して「たくあん」という名前になったのだ。
それが沢庵和尚と関係づけられたのは、やはり名前のせいなのであろう。中には、和尚の墓石が漬物石に似ていたからなどという、冗談に毛が生えたような説もあるのだ。
ちなみに、関東と関西では漬物の味付けに違いがある。関東地方の方が塩味がきつくなっている。これは、当時、関東では農作業など肉体労働が多く、汗をかくことが多かったためだ。反対に、関西では商売などの頭脳労働が中心だったため、そうそう塩味が必要なかったのである。それが土地の味として残り、今でも京漬物は塩加減があまくなっているといわれる。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473