data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

葬式③
【東京雑学研究会編】

雑学大全社会 > 社会

人が死亡したとき、たとえどんな事情があれ、死後二四時間経ってからでないと、死者を葬ることはできない。
昨今は葬儀にかける時間も短くなり、亡くなったその日に通夜、翌日に葬儀ということも多い。しかし、その場合も、遺体の火葬や埋葬は、医師が死亡を確認して死亡診断書を出した時刻から、二四時間以上経ってから行われる
これは、医学上、人間の呼吸や心臓の動きが停止しても、神経や細胞が完全に機能を失うまで、一昼夜はかかるとされているためである。実際に、通夜や葬儀の最中に、死んだはずの人が生き返った例もある。そのため、死後二四時間経ってからでないと、火葬も埋葬もしてはいけないと、法律で定められているのである
したがって、遺体も、死後二四時間経つと、「人間」から「物」ということになってしまう。遺体を運ぶのは、死後二四時間以内なら寝台自動車で、二四時間以上経つと霊柩車だが、霊柩車が運ぶのは遺体といえどもあくまで「物」である。そのため、霊柩運送事業は、貨物自動車運送事業として、国土交通大臣から認可を受けているのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

握手  国連旗  蜘蛛と迷信  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

雑学大全

「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全」東京雑学研究会

“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!

出版社: 雑学大全[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473