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【東京雑学研究会編】

雑学大全ヒトの不思議 > 人体

地球には重力がある。そのために、朝と夜を比べると、夜の方が背が低くなってしまう。では、重力はどのように体の機能と関わって、背が低くなってしまうのだろうか。
人間の体はたくさんの骨がつながってできている。骨は固いものだが、人間の動きがロボットのようにならないのは、骨は一つ一つがつながっており、そのつなぎ目には椎間板という軟骨があるからだ。背中を曲げたり伸ばしたりできるのもそのためだし、重力のクッションにもなってくれる。
ただし、そんなすぐれものの軟骨も、さすがに垂直の姿勢をとりつづけると、重力がかかって圧縮する。六キロの頭を長時間ささえていれば、それが縮んでしまうのも仕方のないことだ。特に、首、膝、足、足の裏などが重さでつぶされる
その結果として、夕方から夜にかけては身長が一から二センチ縮んでしまうのである
これを続ければ、人間の体は縮み続けるだろうか。しかし、私たちの体の素晴らしいところは、一晩横になって寝てしまえば、また弾力を取り戻し、身長が元に戻るということ。それで、身長は一定なのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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出版社: 雑学大全[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473