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衆議院
【東京雑学研究会編】

雑学大全社会 > 社会

テレビなどで目にする国会の本会議場。国会には衆議院参議院があり、その本会議場も別々になっていることは誰もが知っている事実だろう。ただ両者はとてもよく似ていて、どちらの会議場も、議員が座る椅子は映画館の椅子のようになっていて、座る部分を折りたたむようになっている。そして、机の上には議員の名前が書かれた札があって、出席すると札を立てるというシステムブーイングするときなどに、議員が自分の名札をバタンバタンと倒す場面を目にしたことがある人は多いことだろう
でも、両者の間には、テレビなどでは見えない部分で、大きな違いがあるのである。その場所は椅子の下。衆議院にはあるが、参議院にはない。その物とは一体何か?
答えは防災ずきん。衆議院本会議場の椅子の下にだけ、防災ずきんの入った袋が備え付けられているのである
実は衆議院本会議の天井は、明かりとりのために、見事なステンドグラスがはめ込まれている。万が一地震などでこのステンドグラスが壊れた場合、ガラスの破片が本会議場に降り注ぎ、議員がケガをする恐れは十分。そこで衆議院事務局の提案によって、一九八六(昭和六一)年六月から議席に防災ずきんが備え付けられることになったのである
参議院本会議場にはステンドグラスがないから大丈夫だろうということで、防災ずきんの備え付けはなし。別に衆議院の議員だけを守ろうと考えているわけではない。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473