首脳会談
【東京雑学研究会編】
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過密スケジュールの首脳同士が事あるごとに両国を行き来するわけにはいかない。そこで、便利なのが電話である。実際、ニュースでも「日米首脳が電話による会談を行いました」などというくだりが出てくる。
この電話会談、一体どんなふうに行われているのであろうか。
もちろん、両国のトップ同士の話だけに、受話器で直接英語でやりとりということはありえない。英語がそこまで堪能かということもあるだろう。ちなみに、歴代の日本の総理で電話で直接話せるほどの英語力を持っていたのは、宮沢喜一氏だけとのことである。
通常、こういう場合に行われているのは、総理をはじめ、通訳や関係者が大きなテーブルに座って行うもの。この場合は、中央に集音マイクとスピーカーが置かれ、テーブルの前で話すと、その声を集音マイクが拾って、それを向こうに伝える。逆に、向こうの声はスピーカーを通して聞こえてくるという仕組みだ。
電話会談というとどこか秘密めいているが、やはり首脳会議なだけに、それも大がかりとなっているのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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