しゃっくり①
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 >
突如としてヒックヒックと妙な音を立てるしゃっくり。頑固に続くものはけっこう苦しい。一体なぜしゃっくりが起きるのだろう。
横隔膜が急に収縮して声門が開かれるために、変な音が出るらしい。このような収縮を「けいれん性収縮」という。熱い食べ物や刺激物、食道や胃、腸の病気、尿毒症、アルコール中毒そのほかの病気が原因で、求心性頸神経や中枢自体、または、遠心性横隔膜神経が刺激されて、しゃっくりが起こる。無害ではあるが、長く続くと苦しい。しかし、たいていの場合、自然に止まるものである。
「しゃっくりが三日続くと命が危ない」というのは、全く迷信なので、気にしないように。しかし、開腹手術後のしゃっくりはよくないので、医師に知らせなければならない。ほかには、急性伝染病、尿毒症、腹膜炎、横隔膜膿瘍、肝臓腫瘍の場合に出るしゃっくりにも注意しよう。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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