注連縄②
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 地理 > 場所
韓国にある、「禁縄」は、わらを左縒りにない、紙や帛、枝葉を吊すという姿形で、日本の注連縄と多くの共通点を持っている。重要な祭祀の場や、子どもの出産後には、韓国では禁縄を張りめぐらせる。
韓国の家庭では、子どもの出産から三週目までは、サムシンハルモニと呼ばれる産神婆を祀る期間とされているが、その間、家の門や戸口に禁縄を張りめぐらす。そして、産まれたのが男児なら、禁縄に唐辛子や木炭を、女児なら紙や松葉、木炭を吊して、不浄な者の侵入を防ぐと同時に、火や食物の持ち込み・持ち出しを禁ずる。こうして、産後の母子の安全を祈願したと考えられている。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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