紙幣
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > お金
壱万円札のことを福沢諭吉と呼んだりする。お札に描かれている超有名人は、そのまま、その金額を連想させたりするものだ。
このお札に肖像画を入れるという発想は、意外と簡単な理由から始められている。それは、偽造防止のためである。人物の絵は、顔の輪郭、シワ、ホクロ、毛髪、ヒゲなどさまざまなパーツが書き込まれている。これをまねして、作るのは困難。そういう発想から、お札に肖像画が用いられるようになったのだ。
日本ではじめてお札に肖像画が登場したのは一八七八(明治一一)年のことである。モデルは神功皇后だった。それ以来、大国主命、日本武尊命、菅原道真、聖徳太子、伊藤博文、夏目漱石といった歴史のスーパースターがお札を飾ってきた。
しかし、肖像画を取り入れた人もまさか想像はしていなかっただろう。ボタン一つで、今はそれを完璧に模写してしまう、コピー機やパソコンという機械が登場してくるとは……。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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