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雑誌
【東京雑学研究会編】

雑学大全趣味 > 書籍

残暑きびしく、道行く人は汗をだらだら流しているのに、書店に並ぶ雑誌の表紙では、なぜか毛皮をまとった美女が微笑んでいる。こんなおかしなことになるのは、月刊誌の発売日の日付が、一か月もしくはそれ以上先になっているからである
例えば、「一〇月号」ならば、九月もしくは八月末に発売される。よく見ると、日付が先になっているのは、隔週誌も週刊誌も同じであるどうしてこんなことになっているのだろう
この習慣が始まったのは、今からざっと三〇年前である。その頃、女性の社会進出とマスコミの発達が重なったためか、多くの女性雑誌が創刊された。各誌は、今よりも、もっと激しい販売合戦を繰り広げた。
そんな中で、ある一誌が、少しでも情報を早く見せようとして、日付を一か月先にしたところ、ほかの雑誌もあれよあれよと追随し、すべての雑誌の日付が早くなったのである
各誌が横並びになったら、もう意味はないのだが、今さら元に戻したら、まるで情報が古いように見えてしまう。そのため、現在まで、その習慣が残っているのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

握手  凸凹  東京ドーム  

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「雑学大全」東京雑学研究会

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出版社: 雑学大全[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473