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魚②
【東京雑学研究会編】

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潜水したことのある人はわかると思うが、水の中では、人間の耳は自分の呼吸の音しか聞こえない静かな世界だ。では、この静かな世界で魚は何を聞いているのだろうか。魚には耳ってものがあるのだろうか。
金魚を飼っていて、餌のときに手をたたいたりすると、金魚が寄ってくるようになる。池の鯉にもこういうことがあるようだ。また、ドンと水槽をたたくと驚いて逃げる。つまり、魚には耳があり、ちゃんと聞こえているということになる。
魚の耳は、人間のように外側についているわけではなく、外耳や鼓膜はない。でも、耳は頭の奥についている。そのため、耳がないと誤解されてしまうのだ。頭の中に内耳があり、ここに、体のバランスを知る三半規管や体の傾きを知る耳石などがついているのだ。
魚は、内耳で水中に伝わる振動をとらえ、それが脳に伝達され、音として感じるようになるのである
魚には、耳のほかに側線りんという、音を感じる器官がある。これは、うろこの下を縦に走っている管で、音はこの管を通じて脳に伝わるわけだ。また、これは水の流れや水圧を感じる器官でもある。
魚は頭の中にある内耳と、この体の外側にある側線りんによって、音を感じているのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473