決闘
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 社会 > 社会
西部劇でおなじみの決闘シーン。しかし、日本ではこれは法律で御法度だ。今どきはやらない決闘を罰する法律なんてあるの? と思われるかもしれない。
実は決闘をしてはいけないという「決闘罪ニ関スル件」は、一八八九(明治二二)年に制定された、クラシカルな法律である。ところが暴走族などのグループ同士のいざこざをこの決闘罪で裁くことができるのだ。
この法律でいけば、決闘を挑んだ者からそれに応じた者、そして、それに立ち会った者まで取り締まることができる。つまり、一網打尽に暴走族を検挙することができるわけだ。
かくして、江戸時代の「仇討ち」を戒めたはずの法律は、現代の若者の暴走を止めるにぴったりの法となった。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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