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恐竜の交尾①
【東京雑学研究会編】

雑学大全生物の不思議 > 動物

ステゴサウルスは中生代ジュラ紀の北アメリカに生息した恐竜。背中に生えた、大きなギザギザの三角板と呼ばれるヒレと、しっぽの鋭い棘が特徴だ。
三角板は敵の攻撃から身を守ったり、温度調節のための放熱板の役割をしたなどといわれるが、このステゴサウルスの三角板は後背位で交尾するとき、邪魔ではなかったのだろうか?
ステゴサウルスは後背位でするときは三角板を寝かせていたとか、ワニのように腹と腹を合わせて交尾していたとか、いろいろな説がある。
ステゴサウルスのような三角板がないにしても、たいがいの恐竜には太い尻尾がある。この大きな尻尾も交尾のとき、かなり邪魔だったに違いない。
カモノハシ竜の仲間のメスの化石からは、尾椎の棘突起と呼ばれる出っぱった骨が途中で折れているのが数多く見つかっているし、ティラノサウルスのメスの化石でも尾骨に骨折の跡が発見された。これは、交尾するとき、背後からのしかかるオスの体重で折れてしまったもののようだ
こんな危険を避けるため、交尾するときメスは尻尾を横に曲げ、オスは斜め後ろから挿入を行うのが一般的だったのではないかといわれている。
また、超大型の竜脚類などは、横たわって、腹と腹を合わせる体位で、ヘビのように首と尾を絡ませて交尾していたと考えられている。
いずれにしても、巨大な体重を持つ恐竜が地上で交尾をするのは大変なこと。今では「恐竜の交尾は水中で行われた」という説もでてきている。つまり、オスは水中の浮力を利用して素早くメスの背後から接近し、後背位で交尾していたというのだ。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473