カジノ
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > 遊び
「人間は考える葦である」「クレオパトラの鼻があと一センチ低かったら、世界の歴史は変わっていただろう」なる名言でおなじみのパスカルは、一六二三年生まれのフランスの物理学者。
同時に数学者、哲学者(思想家)としても活躍。短い生涯の中で、有名なパスカルの原理の発見や、確率論の創始など、多くの科学的業績を残した。
そのパスカルがなんと、カジノで一番人気のルーレットを発明していたというから驚きだ。
数学者であった父親が、計算に悪戦苦闘する姿を見て育ったパスカルは、もともと計算器の考案者でもあった。ご存じ、〇から三六までの目数が登場、その数字をもとに勝負を競い合うルーレット。多方面で活躍する彼にとっては、ルーレットもまた、その副産物であったのだ。
発明当初は、ルイ一六世の宮廷で大流行。後に家庭での遊び道具としても愛用されるようになった。
このように、賭けごとではなく、ゲームとして長年親しまれてきたルーレットが、今日のように賭博の世界の王者になろうとは、さすがの天才パスカルも、計算違いだったのではあるまいか?
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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