OK
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 そーだったんだ! > 由来
英語のOKは略語だが、承諾の返答として、日本語でも普通に使われている。では、このOKは何の略語なのだろうか。
OKの言い回しの始まりについては諸説あるようだ。その中でも、よく言われる由来からご紹介しよう。
アメリカの第八代大統領は、マーティン・ヴァン・ビューレンという人物だった。彼は、ニューヨーク州にあったKinderhookという村の出身だった。そのために、彼にはそれにちなんで「Old Kinderhook」というあだ名がつけられていた。当時は、名称をイニシャル化することが流行っていた。そこで、彼の後援会は「OKクラブ」と呼ばれたのである。
その「OKクラブ」はなかなか力があり、ここに所属していれば何かと便宜が図られた。その「OKクラブ」の力ある様子から、承諾のOKは誕生したのである。最近では、ネットなどでしきりに略語が使われるが、当時もそんな雰囲気で、会話に略語を使うことが格好よかったらしい。若者を中心に火がつき、やがて一般にも浸透していったということである。
OKの由来には、もう一説ある。こちらは、第七代大統領のジャクソンについてのもので、彼はどうもつづりが苦手だったらしい。彼は正しいという意の「all correct」を発音通り「oll korrect」と書き間違えてしまったのだ。OKには了承だけでなく、正しいとか間違いないという意味もあったのである。
これが何度も新聞で取り上げられた結果として、OKは広がったというのである。
どちらが語源にしても、どちらもアメリカの大統領が生み出した一言である。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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