お色直し
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > 服装
一生に一度の結婚式なのだから、ウェディングドレスと色内掛けの両方を着たいと考える女性もいるだろう。そうなるとお色直しをすることになる。そのお色直しの回数は一回というのが一般的のようだが、中には二、三回する新婦もいるようだ。
では、披露宴の途中で色つきの着物に着替えるお色直しとは何か。これは神に仕えた新婦が人間の女として戻ってきたことを意味する。神への報告を終え、俗人に戻って宴会を楽しむという意味なのだ。
その披露宴の由来は、農村の結婚式にある。農村の結婚では、両家と親戚が新郎の家で式をあげたあとに、村の若者たちが二人を祝うことがならわしだった。これが大がかりになって、明治以降に披露宴になったのだ。
昔は婚礼が三日もかけて行われることもあったが、新婦は二日目までは白無垢で通し、三日目の朝に初めて色のついた小袖に着替えたともいわれている。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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