NGO
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 社会 > 社会
福祉や環境保護などが注目されるようになって、続々と増えたのがNGOである。
NGOは「非政府組織」と呼ばれる団体である。英語の「nongovernmental organization 」が略されたものである。
国連で使われたのが最初で、国連憲章七一条にある、社会福祉、経営者、宗教、環境保護、職能、消費者、女性、青少年、平和など各カテゴリーで活動している各団体や協同組合、労働組合などの団体を指す。
この団体の特徴としては、一つには国家の政府が追求する国益に拘束されないこと、二つには、国境を越えた自由な提携の運動を高めることという特色がある。
昨今では、その特色から、多くは人権や平和、環境、開発といった問題に「市民レベルで公共の利益を目的に活動する組織」と定義され、ボランティア集団とみなされていることが多い。
例えば、日本には北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に食糧を定期的に送ったり、あるいは発展途上国で教育や医療に携わったりという団体がある。また、海外だけでなく、国内でも「阪神・淡路大震災」のときは多くのNGOが活躍した。今やそのすそ野は広がり、多数の組織がある。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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