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天の川①
【東京雑学研究会編】

雑学大全自然 > 宇宙

天の川は夏の夜空だけで見られるものではなく、天球を完全に一周する恒星の集まりだ。一六一〇年、ガリレオ・ガリレイ望遠鏡によって天の川が微光星の集まりであることを確認した。次いで一七八五年、ウィリアム・ハーシェルが太陽を取り巻く恒星の分布を調査して、天の川が扁平な円盤状の星の集まり、すなわち銀河系であると結論づけた。
太陽も銀河系属するから、太陽から周囲を眺めれば、円盤状の銀河のふちの方向にたくさん星が散らばって見える。ふちの方向の星々は天球上に反映され、互いに重なりあって、薄い光の川のように見える。これが天の川なのだ。
例えば、広い海面に漁り火を灯したたくさんの船が出ているとき、それらの船の一つにのって辺りを見回すと、辺りの漁り火に丸く取り巻かれているように見えることだろう。天の川もそれと同じで、太陽が銀河系の中にあるため周囲の恒星が帯状に見えたものだ。
天の川の幅は一定ではなく、いて座方向で最も広い。
銀河系は厚さが一定の円盤ではなく、中央が膨らんだ凸レンズに似た形状をしている。そのため太陽系から見ると、中央の膨らんだ部分がいて座方向にあるため、その方向の天の川が幅広く見える


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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ISBN: 978-4487799473