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アイスクリーム①
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 食べ物

夏はもちろん、冬でも暖房のきいた部屋で食べるアイスは最高だ。
アイスクリームなるものがはじめて人類の歴史に登場したのは、何と三〇〇〇年以上も前のこと。天然の氷を使って作った氷菓がその時代に登場していたと、マルコ・ポーロは伝えている。そして、その後、今でいうシャーベットのようなものが作られたのが一六世紀のはじめ、イタリアでのことだ。果汁やブドウ酒を入れた氷菓が意図的に作られるようになったのである。現在のようなアイスクリームになったのは、一七世紀から一八世紀にかけてである
日本人が口にしたという最初の記録は、一八六〇(万延元)年、幕府の渡米使節の柳川兼三郎という人が書き残している。それによれば、アイスクリームはとてもおいしかったらしく、作るには氷をお湯でとかし、型にいれて固めないといけないこと、生卵を入れないと再び凍らないということが記録されている。きっと、出会いが衝撃だったのだろう。作り方まで書き残しているのだ。
そして、その九年後の一八六九(明治二)年、横浜で日本初のアイスクリームが売り出されることになったのである。当時は外国人相手に作っており、一般に普及したのはさらに三〇年後という。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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ISBN: 978-4487799473