社会国家
【しゃかいこっか】
【ピケティ用語集】 社会学 >
医療や教育へのアクセスを平等に担保しつつ、社会保障サービスの提供を「公共の福祉」の具体化として実現する現代国家のありかた。
ピケティは現実主義者であって、国家の経済介入の規模の現状以上の拡大は難しいとする一方で、制度設計で社会が抱える課題に応えることを国家に要求する。具体的には経済システムとしてのグローバル資本主義は守るべきだとしつつ、社会を守るために「グローバルな資本課税」を提案している。
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【この辞典の書籍版説明】
「ピケティ用語集」 |
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『21世紀の資本』、700ページの分厚い本で価格も5千円を超える。にもかかわらず昨年、2014年12月刊行より大評判で増刷を続けている。翻訳を担当した山形浩生氏もその人気ぶりに、「いままで小説家のウィリアム・バロウズや経済学者のクルーグマンなど、40冊くらいの本を訳してきたけれど、今のペースなら『21世紀の資本』は、僕の翻訳した本の売り上げ合計に匹敵するくらいの部数になるかもしれない」、と述べているほど。その内容について、キーになる「用語」の解説から迫っていきます。 |
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