コンセントの穴の大きさが異なる理由
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【雑学科学読本 身のまわりのモノの技術】 コラム >
意外と気にされていないが、コンセントの左右二つの穴の大きさは異なっている。よく見ると、左側のほうが大きいのだ。穴の大きさが違うのは、アースされている側と、そうでない側とを区別するためである。大きな穴のほうがアースされている側である。電気工事の人はこれをもとにアース作業ができる。「アースされている」とは電線が大地につながっていることをいう。実際、電柱から家庭に来る配電線は2本がペアになっているが、そのうち片方はアースされているのだ。したがって、仮に大きい穴のほうだけに指を差し込んだとしても(正しく工事がなされていれば)感電することはない。それに対して、小さい穴のほうに指を突っ込むと感電する(実際にはやらないように!)。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学科学読本 身のまわりのモノの技術」涌井良幸・涌井貞美 |
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身のまわりの「便利なモノ」にはすべて、「便利さの理由」があります。でも、私たちはそれをよく知らないまま、日々生活していることがほとんどではないでしょうか。本書は、家電からハイテク機器、身近な家庭用品まで、私たちが日頃よく使うモノに関する素朴な疑問を図解で解説。「モノ=科学技術の結晶」たる所以がこれでわかります |
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出版社:
雑学科学読本 身のまわりのモノの技術[link] |