回る・廻る
【まわ・る】
【福武国語辞典】 ま行 > まわ
【1】ある所を中心にして輪を描くように動く。「こまが―」「地球は太陽の周りを―・っている」「目が―ほど忙しい」【用法】おもに、円・回転運動に対して使い、循環運動に対しては「めぐる」を使う。【2】次の場所へ移動する。【ア】(物事が)順々に進んで行く。「順番が―」「あいさつに家々を―」「店内を―(=見まわる)」【イ】もう一方の場所や立場に移る。「裏へ―」「敵の背後に―」「聞き役に―」「後手(ごて)に―」【ウ】曲がって行く。「右へ大きく―」【エ】まっすぐ行かず、寄り道をする。「帰りに友達の家へ―」「急がば―・れ」【3】すみずみまで行きわたる。【ア】働きがすみずみに届く。「毒が体に―」「酒が―」「気が―・らない」「舌が―」【イ】金利を生じる。「月一割に―」【4】(時計の針が回って通過することから)その時刻を過ぎる。「今、十二時を―・ったところだ」【5】〔動詞の連用形について〕そのあたりを…する。「野原を走り―」「逃げ―」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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