デカダンス
【デカダンス】
【福武国語辞典】 た行 > デカ
【1】退廃。堕落。【2】芸術上の一派。爛熟(らんじゆく)の果ての末期現象としての、放蕩(ほうとう)無頼な退廃的傾向をいう。▽(フランス)de´cadence{参考}【2】は、十九世紀末の、ボードレール・ランボー・ワイルドらの耽美(たんび)的・悪魔的文学をさす。日本ではその影響を受けた谷崎潤一郎(たにざき)(じゆんいちろう)・永井荷風(ながいかふう)や、戦後の太宰治(だざいおさむ)・坂口安吾(さかぐちあんご)・織田作之助(おださくのすけ)・吉行淳之介(よしゆきじゆんのすけ)らの文学がそれにあたろう。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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