たら
【たら】
【福武国語辞典】 た行 > たら
〔多く「ったら」の形で用いる〕【一】(副助)話題としてとりあげる場合に用いる。【ア】〔体言について〕軽いとがめだての気持ちを表す。「あの人ったら急に走り出すんですもん」「このポンコツ車ったらすぐエンストするんだから」【イ】〔活用語の終止形などについて〕ふつうでないことを示し、驚きの気持ちを表す。「強いったら他に類をみない」「痛さったら並大抵ではない」【二】(接助)繰り返して言う場合に用いて意味を強める。「行こうったら行こうよ」「買ってったら買ってよ」「行けったら行け」【三】(終助)【1】じれったい気持ちをこめて、要求・命令を表す。「ねえ、社長ったら」「静かにったら」「早くしろったら」【2】勧誘・遠まわしの命令を表す。「ごいっしょにいらっしゃったら」「交番で聞いてみたら」【用法】この場合は語尾があがる。また、おもに女性が使う。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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