序▽詞
【じょことば】
【福武国語辞典】 さ行 > じょ
「じょし」とも読む。和歌(時に散文にも用いる)の修辞法の一つ。ある語句の上に置いて、修飾するか、ある音を導き出すかする語句。枕詞(まくらことば)と同じはたらきをするが、序詞の使用は一回限りで、慣用されない。ふつう七音以上の長い語句から成る。「万葉集」の「ますらをの得物矢(さつや)手挿(たばさ)み立ち向ひ射る円方(まとかた)は見るにさやけし」では、「ますらをの得物矢手挿み立ち向ひ射る」までが「まと(的)」の音を導き出す序詞。↓枕詞
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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