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【が】

福武国語辞典か行 >

【一】(格助)〔体言、準体言につく〕【1】主格を示す。【ア】動作・作用・存在の主体を示す。「鳥が鳴く」「私が書いた」「彼には夢がある」「君が犯人だ」【イ】性質・状態など属性表現の主体を示す。「心がやさしい」「空が青い」【2】(【1】【イ】と関連して)希望・好悪・可能・巧拙の対象を示す。「水が飲みたい」「映画が好きだ」「英語ができる」「字がうまい」【3】(古語的、また慣用的用法)連体格を示す。「汝(なんじ)が※(ひとみ)」「雁(かり)が音」「わがまま」【用法】【1】【2】とも、連体修飾句の中では、「私の書いた本」「水の飲みたい人」のように「の」で示すことが多い。【二】(接助)〔用言・助動詞終止形につく〕【1】述べられる事柄の題目・場面・前提などを示し、あとの内容と結びつける。「お尋ねの件ですが、ただいま調査中です」「すみませんが、水を一杯ください」【2】二つの事柄を対比的に結びつける。【ア】関連する二つの事柄を結びつける。「値段も安いが、味もよくない」【イ】逆接条件を示す。「空は晴れたが、心は晴れない」【3】前に述べた事柄と無関係にあとの事柄が行われることを示す。「煮て食おうが焼いて食おうが、おれの勝手だ」「雨だろうが何だろうが決行するぞ」【三】(終助)〔用言・助動詞終止形、また体言にもつく〕【1】遠まわしに意見を述べる。「だれもいないように思えるのですが」【2】実現しにくい事柄や、事実と反対の事柄が実現することを願う。「晴れるとよいが」【3】軽侮の対象を示す。「ばか者めが」【用法】【1】【2】の用例は【二】の後句が、【3】の用例は【一】の述語が、それぞれ消去されたもの。文脈に沿って、「わかってはいたのだが(まちがえた)」「来るとよいが(来ないだろう)」「ばか者めが(ガラスを割った)」のように理解することができるが、それらを臨時に省略した表現ではなく、それらを欠いても自立している文形式である。【四】(接)逆接を示す。「彼は待った。―、彼女は現れなかった」【用法】【三】【2】の展開した用法。「―、しかし」と用いることもある。「―、しかし彼はあきらめなかった」


ベネッセコーポレーション
「福武国語辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄

『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。

出版社: 福武国語辞典[link]
編集: 樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
価格:2571
収録数: 60000語1456
サイズ: --
発売日: -
ISBN: -