中里遺跡出土丸木舟
【なかざといせきしゅつどまるきぶね】
【東京辞典】 東京都23区 ＞ 北区
東京都北区にある文化財。北区王子1-1-3北区飛鳥山博物館内。ニレ科ムクノキの一木を刳り貫いて作られたもの。全長5.79ｍ・最大幅0.72ｍ・最大内深0.42ｍ。厚さは舟べりで2ｃｍ、舟底で5ｃｍ。舟の表面に所々焦げた個所があることから、火を使って焦がしながら石器で削り、刳り貫いたと考えられる。縄文時代中期の中里遺跡は砂浜の海岸で、その渚に据えられたような状態で出土した。東京都指定有形文化財(考古資料)。
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「東京辞典」JLogos編集部 |
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