南柯之夢
【なんかのゆめ】
【四字熟語の辞典】 な >
【意味】いっときの夢。また、はかないことのたとえ。「南柯」は南に差し出た枝。
【用例】●業界のベスト5まで業績を伸ばしたのも南柯の夢、不動産に手を出したのが裏目に出て赤字経営に転落した。彼は巨万の富を築き、御殿のような家を建てて住んだが、間もなく不況のあおりを受けて家を人手に渡した。結局、南柯の夢に過ぎなかった。
【出典】李公佐『南柯太守伝』
【類語】槐安之夢
【故事】唐の淳于UNI(68fc)が、酒に酔って古い槐(えんじゅ)の木の下で眠った時に、槐安国に迎えられて南柯郡の長官となり、栄華を極める夢を見た。目が覚めてみると槐安国は槐の木の下のアリの国であり、南柯郡とは南に向いた枝であったという。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
|
四字熟語約1200語を収録。実用的な用例で言葉の使い方がよく分かる! |
|
出版社:
四字熟語の辞典[link] |