蟷螂之斧
【とうろうのおの】
【四字熟語の辞典】 と >
【意味】力の弱い者が、自分の力をかえりみず、強い者に立ち向かうことのたとえ。
【用例】●小売店は、たとえ蟷螂の斧であっても、スーパーの進出に対抗するくらいの意気込みを持つべきだ。一回戦の相手は強豪のA高校。ろくに練習もしていない我が校の野球部が対戦しても、さしずめ蟷螂の斧といったところだろう。
【出典】『韓詩外伝』
【故事】斉の荘公は、自分の乗った車の車輪を前足で打とうとした虫が、カマキリという、退くことを知らない身の程知らずの虫だと聞いて、人であったら勇士になれたであろうと、車を回り道させ、カマキリを避けてやったという。
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【この辞典の書籍版説明】
「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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