低回趣味
【ていかいしゅみ】
【四字熟語の辞典】 て >
【意味】こせこせした生き方をせず、余裕を持って世間や人生を眺めようとする態度。「低回」は行きつ戻りつする意。
【用例】●申し訳ばかりの仕事をするほかは、旅行したり、絵を描いたりといった低回趣味で生きていられるのも、Aが金持ちの家に生まれたからなんだ。彼は、もともと低回趣味の男だから、そんな煩わしい問題について相談してみたところで、はぐらかされてしまうのがおちだよ。
【参考】「低回趣味」は初期の夏目漱石が提唱した文学的態度。「低回」は「低徊」「UNI(5f7d)徊」とも書く。
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「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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