月下推敲
【げっかすいこう】
【四字熟語の辞典】 げ >
【意味】詩や文章をしっかり練ること。
【用例】●その提案は十分月下推敲されていたので、すんなり承認された。あなたの原稿を拝読しますと、至るところに月下推敲の跡が感じられて、頭の下がる思いがします。
【出典】『UNI(82d5)渓漁隠叢話』・『唐詩紀事』
【注意】単に「推敲」だけで使われることが多い。
【故事】唐の詩人|賈島が都に上った時、「鳥は宿る池辺の樹、僧は推す月下の門」という句ができた。賈島はロバの背で「推す」か「敲く」か練っているうちに、都の長官|韓愈(有名な唐代の詩人)の行列に突き当たって捕らえられた。賈島が韓愈に問われて事情を話すと、韓愈は「敲く」がよかろうと教えたという。
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【この辞典の書籍版説明】
「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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