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乙夜之覧
【いつやのらん】

四字熟語の辞典 >

【意味】天子が書を御覧になること。「乙夜」は、昔、中国で夜を五つに分けた一つで、現在の午後九時から十一時ごろ。
【用例】●乙夜の覧の故事から、天子も深夜に読書にふけったことが分かる。仕事が忙しいから本が読めないというのは怠け者の言い訳だろう。人の上に立つ者には、それなりの努力が要求される。唐の文宗皇帝が夜遅く読書したという乙夜の覧の話など、現代の経営者にも参考になるね。
【出典】『杜陽雑編』上
【注意】「乙夜」は「おつや」とも読む。
【故事】唐の文宗は昼間は政務のために多忙だったので、夜十時過ぎに書物を読む習慣だった。


あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 14820744


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編集: 現代言語研究会
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発売日: 2007年12月
ISBN: 978-4755508110