餓鬼の目に水見えず
【がきのめにみずみえず】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 資質や人格
【解説】餓鬼道に落ちた亡者である餓鬼はいつも渇きに苦しみ、それにとらわれているため、かえってそばに水があっても目に入らない。あまり欲しがって焦ると、求めるものが近くにあっても気づかないということ。
【同義語】魚の目に水見えず。人の目に空見えず。餓鬼の目水。
【類義語】凝っては思案に能わず。
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