一升徳利こけても三分
【いっしょうどっくりこけてもさんぶ】
【故事ことわざの辞典】 世間・世の中 > 世渡り
【解説】一升も入るような大徳利だったら、転げて中身がこぼれても三分(つまり三合)ぐらいは残っているもの。同じように大金持ちが多少の無駄遣いをしても無一文にはならないし、元手の大きい商売は少しぐらいの損は平気だという意味。
▼「一升」は約一・八リットル、「一合」はその十分の一。
【類義語】大鍋の底は撫でても三杯。古川に水絶えず。
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