盤上は心の鏡である
【】
【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 一芸は真理に通ず
【名言名句】
盤上は心の鏡であ
る
【解説】
百年に一人といわれる天才棋士・大山康晴の言葉である。
二十九歳で初の名人位について以来、名人、王将、十段、王位、棋聖のタイトルを再三獲得した大山の将棋は、受けが強く、対戦相手の心を読むことにたけていたといわれている。
対局の場面においては、相手の心ばかりか自らの心の動きすら、将棋盤の上に映し出されてしまう。盤をにらみながらも、棋士は互いに相手の心を読んでいるのである。静寂のうちにも鬼気迫るものがあるのは、こうした心理戦が展開されているからにほかならない。
【作者】大山康晴
【生没年】1923~92
【職業】棋士
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
|
まず、あなたにおくりたい、そしてあなたからおくってほしい言葉……やさしい言葉・はげまされる言葉・ぴりっとした言葉の数々……の詰まった辞典です。 |
|
出版社:
名言名句の辞典[link] |