物でも人間でもそれを如何に解釈するかが現れるもの即ちこれが文章である
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 一芸は真理に通ず
【名言名句】
物でも人間でも
それを如何に解釈するかが現れるもの即ちこれが文章である
【解説】
文章は、その人柄を表すという意味で、「文は人なり」といったのは芥川龍之介である(『侏儒の言葉』)。
文章をつづるという作業は、なによりもまず、ものをどう見るか、考えるかを表現することである。その見方・考え方によって、書き手の人間性がはっきり現れてしまう。どんな思想のもち主なのかわかると言い換えてもよい。文は正直にその人のもつ思想を映し出す。その人間を知りたければ、文章を書かせてみればよい。
【作者】夏目漱石
【生没年】1867~1916
【職業】作家
【出典】『現時の小説及び文章に付て』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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