つくられたものはつくり主の計画の中に自分の運命を見いださねばならぬのだその心をまかすというのだ帰
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 人知をこえて
【名言名句】
つくられたものは
つくり主の計画の中に自分の運命を見いださねばならぬのだその心をまかすというのだ帰依というのだ
【解説】
弟子|唯円と会話する親鸞の言葉。ここにも作者の、仏教とキリスト教の考え方の混同がみられるが、すべての宗教に共通の、一種の宿命観ともいうべき考え方が示されている。
【作者】倉田百三
【生没年】1891~1943
【職業】劇作家
【出典】『出家とその弟子』
【参考】倉田百三は自分がつくり出した親鸞に、この「運命と人間の願いとの隔壁を内面的につなぐものは祈りだ」、と語らせている。「祈りは運命を呼びさますのだ」として、運命的なものからの救いを示唆する。『出家とその弟子』は、刊行されるとすぐにベストセラーとなり、親鸞ブームを巻き起こした。また、英語・ドイツ語・フランス語・中国語などに翻訳されて、世界でも広く読まれた。フランス語版を手がけたロマン・ロランは、刊行にあたり序文を寄せている。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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