朝起きたらいそいそとして学校へ行くというような学校--いそいそとして愛人に会いに行くような気持ち
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 才能と人間力を高める
【名言名句】
朝起きたらいそい
そとして学校へ行くというような学校--いそいそとして愛人に会いに行くような気持ちで学校へ行けるそれが学校なのである
【解説】
教育とは、社会への同化作用を促すものであり、社会化を図るものといわれる。そして学校では、専門の教師によって知識や徳や技術を教える。
それらは集団的に行われるため、「だれにでもあてはまり、だれにでも理解されるような」広くて浅いカリキュラムが組まれる。この「だれにもあてはまる」事柄は考えようによっては「だれにもあてはまらない」ので、子どもの多くは学校をつまらないものと考えてしまう。
教育的な意味では、この表現はふさわしくないかもしれないが、これまでの学校観を変えるような、いそいそと楽しみを期待して行ける学校の実現を望んでいるのである。
【作者】蜷川虎三
【生没年】1897~1981
【職業】経済学者
【出典】『講演』
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【この辞典の書籍版説明】
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