天才は不適応者だ社会的適応性を犠牲にして創造作用を行なう人間だ
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 才能と人間力を高める
【名言名句】
天才は不適応者だ
社会的適応性を犠牲にして創造作用を行なう人間だ
【解説】
「真の創造性は、社会的適応性と逆相関する」という仮説から導き出された言葉。だれでも多少は社会不適応的傾向をもっており、そのためだれしも天才的要素をもっているといえる。しかし、不適応性と同時に能力の要素を欠いているので、創造しえない普通の人間にとどまる。
なぜ、天才が日常生活に適応を欠くかというと、創造するために、習慣的なものや常識を無視して没頭するからにほかならないのだ。また、天才をつくるには、知的創造には高い知能が不可欠ではあるが、それよりもパーソナリティーに重点のある創造性が必要だといっている。
【作者】宮城音弥
【生没年】1908~2005
【職業】心理学者
【出典】『天才』
【参考】宮城音弥は、京大で哲学を学び、その後フランスで精神医学を学んだ。心理学・精神医学に関する著作が多く、心理学を研究者以外の人々にも身近なものとした。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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