貧賤の知は忘るべからず糟糠の妻は堂より下さず
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【名言名句の辞典】 4愛 > 男と女の愛の形
【名言名句】
貧賤の知は忘るべ
からず糟糠の妻は堂より下さず
【解説】
この言葉は、後漢の武帝が寡婦となった姉を人格|風采ともにすぐれた大司馬・宋弘と結婚させようとしたときの、宋弘の答えの中に出てくるものである。
武帝が「人は身分が高くなれば交際相手をかえ、富めば妻を替えるものだが……」と、妻を替えるようほのめかすと、宋弘は、「自分が裕福になったからといって貧しいときの友人を忘れたり、苦労をともにした妻を追い出すようなことをしてはいけません」と切り返した。
苦労の末に成功すると、妻を捨てて別の女性のもとに走る男性が話題になる昨今だが、そういうときにこそ、男性の真価が問われることを忘れてはならない。
【出典】『後漢書』宗弘伝(432頃)
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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