風はすべて目に見えないものを代表している
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【名言名句の辞典】 3人間 > 自然と人間
【名言名句】
風はすべて目に
見えないものを代表している
【解説】
風は、自分が好むところに吹くのがあたりまえだが、風の実像は見ることができない。
しかし、風があるとそれにそって物は揺れ動くので、風のあることを、われわれは知ることができる。
チェスタートンは、風を哲学・宗教・革命ととらえ、森に生える木は「風に吹かれるもの」つまり文明を意味しているという。哲学や宗教という風が吹きだし、遠くの山の木々が揺れだして、黒い煙が大空を覆うような変化をみせると革命が起こったことを知るという。
【作者】チェスタートン
【生没年】1874~1936
【職業】イギリスの作家
【出典】『棒大なる針小』
【参考】「ブラウン神父」を主人公とした推理小説で人気のあるチェスタートンだが、その著作は詩、小説、評論、随筆など非常に多岐にわたっている。『棒大なる針小』は、そのタイトルからもわかるように、逆説と警句に満ちた随筆の傑作である。
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「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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