正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだ
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【名言名句の辞典】 3人間 > ともに生きる
【名言名句】
正しいことを言う
ときは少しひかえめにするほうがいい正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい
【解説】
「正しさ」をまとうと、人は少しかたくなになる。そのときの言葉は直線的で、ゆとりや遊びが乏しくなりがちである。だから、相手が受け止める態勢を整える前に届いてしまう。しかもその言葉は、いわばむき出しのままなのだ。だから、話す内容が十あれば、そのうちの八ぐらいを、声の調子も少し落として、いつもよりゆっくりと話すほうがいいようだ。
人と人とがやさしい関係を結ぶには、むしろほんの少しうそが混じっていたほうがいいかもしれない。事実よりも虚構のほうが真実に近いこともある。
【作者】吉野 弘
【生没年】1926~
【職業】詩人
【出典】『二人が睦まじくいるためには』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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