軽蔑に価いするは小さい者が小さい者として誠実に生きてゆくことにあらずして小さい者が大きい者らし..
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【名言名句の辞典】 3人間 > 人間とは何か?
【名言名句】
軽蔑に価いするは
小さい者が小さい者として誠実に生きてゆくことにあらずして小さい者が大きい者らしい身ぶりをすることであるある真理とある価値とを体得しない者がその真理と価値とを口舌の上で弄ぶことである
【解説】
自分の能力以上に背伸びをして大きく見せようとしたり、付け焼き刃をしても、すぐにわかってしまう。物事の真理と価値を完全には理解していないのに、わかっているような顔をして話す人がいるが、すぐに化けの皮がはがれてしまうものだ。
【作者】阿部次郎
【生没年】1883~1959
【職業】哲学者
【出典】『三太郎の日記』
【参考】『三太郎の日記』は、三太郎という青年の日記に託して、阿部次郎が内面生活を告白したものだが、やや屈折したエリート意識を感じさせる。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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