人は無責任な時が一番美しいしかし責任が生じると多くの人が卑怯者になるのだ
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【名言名句の辞典】 3人間 > 人間とは何か?
【名言名句】
人は無責任な時が
一番美しいしかし責任が生じると多くの人が卑怯者になるのだ
【解説】
守らなければならないものがある。責任が生じるとは、そういうことである。それは、たとえば家庭であったり、組織であったり、自分の財産・名誉であったりする。それらを守るために、本意でない言動を余儀なくされることも多くなる。美しいままで人生を全うすることはまことに難しいのである。
しかしながら、だからといって卑怯者でなければ生きてゆけないということにはならない。責任を果たすことと、人として高潔たらんとすることはまた別の問題であるはずだからである。
【作者】曽野綾子
【生没年】1931~
【職業】作家
【出典】『運命をたのしむ』
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【この辞典の書籍版説明】
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