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私は歩み去ろう今こそ消え去って行きたいのだ透明のなかに永遠のかなたに
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名言名句の辞典1人生 > 老いとともに生きる

名言名句
私は歩み去ろう
今こそ消え去って行きたいのだ透明のなかに永遠のかなたに
【解説】
短編小説『心願の国』の最後を飾る言葉。
大空に舞い上がる雲雀の姿を見て、「あれは僕ではない。だが、僕の心願の姿にちがいない。一つの生涯がみごとに燃焼し、すべての刹那が美しく充実していたなら……」とつづる。
原民喜は、この『心願の国』を書き終えた翌日、鉄道自殺した。
【作者】原 民喜
【生没年】1905~51
【職業】作家
【出典】『心願の国』
【参考】原民喜は、原爆被災の経験を生活と文学の中枢に据えた作家である。原爆の地獄の火炎のかなたに透明な世界を見たのである。その境界を過ぎる自分自身の肉体も魂も透明になる世界をである。苦悩も肉体の痛みもすべて透明の中に溶け込む。ただ、その透明な空間の比重は確実に重くなるにちがいない。


あすとろ出版
「名言名句の辞典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

花の命は短くて苦しきことのみ多かりき  僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る  つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの  

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編集: 現代言語研究会
価格:1728
収録数: 700語400
サイズ: 18.4x13.2x2.8cm
発売日: 2008年4月
ISBN: 978-4755508141