この世が生きて甲斐ない所だと心底から絶望することもまたすばらしい死の準備である
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【名言名句の辞典】 1人生 > 老いとともに生きる
【名言名句】
この世が生きて甲
斐ない所だと心底から絶望することもまたすばらしい死の準備である
【解説】
この世界を完全に生きた、と思って死ぬ人がいるのであろうか。いつかは、だれにでもくるであろう「死」という「区切り」を迎えるためには、「死後」の解放と平安を信じて生き、この世には「絶望」することが、死の準備としては最適か。
この言葉は、悔恨と絶望と悲哀とのうちに、またはそれに近い感情で生きつづければ「死」もまた、平安であろう、という逆説的な考え方である。
【作者】曽野綾子
【生没年】1931~
【職業】作家
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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