ただ利害を破却し老若を忘れて閑にならむこそ老いの楽しみとはいふべけれ
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【名言名句の辞典】 1人生 > 老いとともに生きる
【名言名句】
ただ利害を破却し
老若を忘れて閑にならむこそ老いの楽しみとはいふべけれ
【解説】
老齢化が進み、長寿人口が増える昨今、老後の過ごし方が問題となっているが、この言葉は、さびを求めつづけた芭蕉らしい人生観を示す。「老いてますます盛ん」という言葉もあるが、芭蕉は、利害への関心を捨て、自然を友とし、閑寂の境地にあれと説く。これも一つの生き方であろう。
【作者】松尾芭蕉
【生没年】1644~94
【職業】俳人
【出典】『閉関之説』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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