百薬の長とはいへど万の病は酒よりこそ起れ
【】
【名言名句の辞典】 1人生 > 豊かに生きる
【名言名句】
百薬の長とはいへ
ど万の病は酒よりこそ起れ
【解説】
『漢書』食貨志には「酒は百薬の長」とあるが、兼好は、気持ちを解放したり、食欲の増進といった酒の効用をいわないで、飲みすぎによる弊害を喚起する。
ビールが五千年前のシュメール人の生活のうえで欠かせないものであり、給料の一部になっていたことは知られている。酒と人類とのつきあいはたいへん長いのだが、とかく度を過ごして醜態をさらすことから、酒に対する印象は悪い。
『正法念処経』も「酒は毒中の毒」ときめつけている。酒は心して飲みたい。
【作者】吉田兼好
【生没年】1283頃~1353頃
【職業】随筆家
【出典】『徒然草』
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
|
まず、あなたにおくりたい、そしてあなたからおくってほしい言葉……やさしい言葉・はげまされる言葉・ぴりっとした言葉の数々……の詰まった辞典です。 |
|
出版社:
名言名句の辞典[link] |