人は望むとおりのことができるものではない望む、また生きる、それは別々だくよくよするもんじゃない肝
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【名言名句の辞典】 1人生 > 人生を切りひらく
【名言名句】
人は望むとおりの
ことができるものではない望む、また生きる、それは別々だくよくよするもんじゃない肝腎なことは望んだり生きたりするのに飽きないことだ
【解説】
失意のクリストフに対して、ゴットフリート叔父はこのような言葉をかけて慰めた。一つの望みが絶たれたからといって、それで人生そのものが閉ざされてしまうわけではない。大切なのは自分の人生を投げ出さないことだ。七転び八起きというわけである。夢が破れたときは、じたばたせずに休息するがよい。望むことと生きることとは別の問題だという達観は、失意と落胆の渦中にある者にとっては大いなる慰めとなるにちがいない。
【作者】ロマン・ロラン
【生没年】1866~1944
【職業】フランスの作家
【出典】『ジャン・クリストフ』
【参考】『ジャン・クリストフ』は、ベートーヴェンをモデルとして、一人の天才作曲家の生涯を描きながら、創造・勇気・人間愛をうたいあげた傑作。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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