ハヤシライスは明治生命の発明!!??
【】
【保険用語辞典】 保険のこぼれ話 >
福沢諭吉の門下生に早矢仕有的という医師がいた。彼は美濃国武儀郡笹賀村の山田柳長の子として生まれ、請われて早矢仕才兵衛の養子となる。江戸に出て福沢諭吉に蘭学、英語を学び、福沢から「西洋に追いつくには商人会社が必要」と商社を作ることを勧められて、「丸善」(現・丸善)を作った
この丸善は日本最初の商社で、設立当時は洋書の輸入と医薬品の発売を兼ねて薬局を併設していた。西洋式の簿記を導入したのも丸善が始めてだった。早矢仕が医師であったために社員の健康状態を考えて、肉や野菜を組み合わせたハヤシライスを考案した。さらに明治生命の設立にも関与し、人々が病気、ケガで死亡した場合の遺族の生活を助けるようにしたし、企業年金も初めて取り入れた。ハヤシライスが西洋料理のように思われているが、れっきとした日本人の考案した料理である。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「保険用語辞典」佐藤立志(故) |
|
既存の保険業界に対して弱者の立場にたった提言をしてきた保険評論家 佐藤立志氏監修。まずは「保険」を正しく知ることをはじめる為の大変貴重な辞典。 |
|
出版社:
保険用語辞典[link] |